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放射線科より

骨粗鬆症の検査を受けてみませんか?

昨年から新しい骨塩定量(骨粗鬆症の検査)機器を導入し放射線科にて検査を行っています。

当院の測定機器はQUS(Quantitative Ultrasound)法になります。QUS法とは定量的超音波測定法といい、超音波が骨の中を通過する超音波伝播速度(speed of sound:SOS)と超音波が減衰する程度を示す超音波減衰率(broadband ultrasound attenuation:BUA)を測定して骨評価を行う方法です。

この方法は骨折リスクの評価をすることが出来ます。人間ドックや検診の場では骨粗鬆症のスクリーニング(代替検査)に用いられ広く普及しています。

骨粗鬆症を予防する為には検査を受けることが大切ですが、50代女性でも骨粗鬆症の検査を受けたことがない方は半数近くに上ると言われています。では、検査はいつ受けたらいいかとなりますが、骨量は20代から40代前半まであまり変化をしません。なので、その間に一度検査を受け、御自身の若い時の骨量を知っておくと、骨量の変化が分かるので老年期になってから役に立ちます。

X線と違って、超音波なので被爆の心配がありません。妊婦の方や被爆が心配な方にも安心して検査を行う事が出来ます。詳しくは医師、放射線科職員にいつでもお気軽にお尋ね下さい。

骨粗鬆症検査

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